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-野沢温泉の米物語-
野沢温泉に流れる水は雪解け水であるために冷たい。
冷たい水は米の発育にはあまり向かないとされている。
しかし、野沢温泉を縦横無尽に流れる水路には雪解け水だけではなく、13ヶ所ある外湯から流れる温泉も混じっている。


かつて先人達はこんなことを言っている。
「冷たい雪解け水と、野沢温泉の熱い温泉が相まって、
美味しい米を生むのに最適な水がここ野沢温泉にはある。」
今も作り手達は、この米を口にしたとき、まるで野沢温泉の温泉に浸かっているかのように、心がほっこりするような、皆がそんな気持ちになるような米作りを続けている。

米物語
自然循環
-自然循環の中で育まれる最幸級のお米-
森
長野県北部に位置する日本有数の豪雪地 野沢温泉。
標高1,650mの毛無山の裾野に保水力が高い広大なブナの森が広がる。

水
ブナの森に降った雨や雪解け水が長い年月をかけて豊富な湧き水や温泉として湧き出し、村人たちの生活を支えている。
その水はミネラル分を多く含み、美味しい米を産む。

地
棚田、そして朝晩の寒暖差、この気候条件が甘くふっくらとした味わいの米を育んでいる。
